
2013年07月16日
嚢胞摘出
先週行った手術です。
不適切な神経の治療の歯に対してブリッジを入れて膿んできた患者さんです。
ブログを見て来られました。

根管(神経が入っていた管)がぐじゃぐじゃにされてるので手術以外での完治は望めません。
しかも、嚢胞(膿の袋)は大きくて歯の裏側まで浸潤しています。
奥行きのある嚢胞です。
近くに大きい血管があるので注意が必要です。

まず、神経の治療のやり直しです。
根管が破壊されてるので、薬がこんなに太く入ります。
通常の2,3倍の太さです。
その後、嚢胞を摘出して再発防止のために歯の根っこの先端をカットします。
所謂、嚢胞摘出術プラス歯根端切除術です。

少し難しかったですが、いつもの如く1時間弱で終了しました。
早く正確に手術するので、手術後の腫れも少なくて済みます。
翌日の消毒では予想通り傷口はきれいで腫れも少しでした。
もう安心です。
Posted by ラビット歯科 at 22:25│Comments(0)