
2012年08月14日
歯根嚢胞(しこんのうほう)
こんばんは。
今日の最後の患者さんは歯根嚢胞の手術でした。
大きさは大したことありませんが、副鼻腔に近いため注意が必要です。
開いてみると嚢胞は予想より大きく骨から剥がしながら摘出していきました。

その時です。
骨の隙間から膜状のものが確認できました。
副鼻腔を囲んでいる膜です。
この膜に穴をあけると蓄膿になる可能性があります。
嚢胞が膜に癒着してましたが、簡単に剥がせます。
患者さんに深呼吸をしてもらうと膜が動くのが確認できるので膜に穴は開いていません。
洗浄して縫合です。

手術後のレントゲンです。
嚢胞はすべて摘出し、再発防止のため歯の根っこを少し切り取ってます。
再発はもうないでしょう。
簡単な手術なので約30分で手術終了です。
我々の手術は早くて正確さが信条です。
歯根嚢胞でお悩みの方はご相談ください。
保険適用なので高額にはなりません。
よそで無理でもうちではできますから。
Posted by ラビット歯科 at 20:30│Comments(0)