2012年06月19日

大忙し。

今日は前半から歯槽膿漏に対する人工骨の移植手術がありました。

手術前のレントゲンです。

歯の周りの骨が吸収されて黒くなっているのが分かります。

大忙し。


この歯は左上の一番奥の歯で根っこが3本あります。

薬を入れて確認した所、根っこの股の部分まで歯槽膿漏が進行しています。

歯のグラグラも強いので一般的には抜歯だと思われます。

大忙し。


歯茎をめくって、きれいに掃除した後のレントゲンです。

きれいになった所に人工の骨を入れていきます。

隙間なく入れないといけません。

大忙し。


骨を移植した後のレントゲンです。

黒かった部分が骨で満たされて白くなっているのが分かります。

後は縫合して終了ですが、問題が発生しました。

手前の歯との間がかなり悪かったので、この部分の歯茎と膿んでる部分が癒着していて歯茎がちぎれてしまいました。

このままではこの部分が閉鎖できません。

仕方ないので、他の場所から歯茎を採取してここに移植しました。

何とか上手くいきましたが、時間と神経を使う治療になりました。

後は、半年後のお楽しみです。

骨がきちんとできてちゃんと噛めるようになると思います。



Posted by ラビット歯科 at 22:52│Comments(0)
 
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